グッド・サマリタン・チャーチ大阪淡路チャペル

 

神のことば「聖書」に絶対的信頼をおく

ヨシュア1:8
ヨハネの手紙第一4:1〜6

ヨシュア1:8 この律法の書を、あなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさまなければならない。そのうちにしるされているすべてのことを守り行なうためである。そうすれば、あなたのすることで繁栄し、また栄えることができるからである。

ヨハネの手紙第一 4:1 愛する者たち。霊だからといって、みな信じてはいけません。それらの霊が神からのものかどうかを、ためしなさい。なぜなら、にせ預言者がたくさん世に出て来たからです。
4:2 人となって来たイエス・キリストを告白する霊はみな、神からのものです。それによって神からの霊を知りなさい。
4:3 イエスを告白しない霊はどれ一つとして神から出たものではありません。それは反キリストの霊です。あなたがたはそれが来ることを聞いていたのですが、今それが世に来ているのです。
4:4 子どもたちよ。あなたがたは神から出た者です。そして彼らに勝ったのです。あなたがたのうちにおられる方が、この世のうちにいる、あの者よりも力があるからです。
4:5 彼らはこの世の者です。ですから、この世のことばを語り、この世もまた彼らの言うことに耳を傾けます。
4:6 私たちは神から出た者です。神を知っている者は、私たちの言うことに耳を傾け、神から出ていない者は、私たちの言うことに耳を貸しません。私たちはこれで真理の霊と偽りの霊とを見分けます。

 

 

●聖書の著者は

 

著者と筆者には違いがあります。聖書を記録した40人あまりの筆者がいますが、彼らは聖書の著者ではありません。

「聖書はすべて、神の霊感によるもので、..」とある通り、神が著者なのです。

神の考え方、言語、心、思想、そして見解を知りたいなら、あなたは聖書を学ばなければなりません。

聖書を学び黙想するなら、聖書の著者をもっと知るようになります。

 

(Uサム1:23)主の霊は、私を通して語り、そのことばは、私の上にある。

(歳言1:23)あなたがたにわたしの霊を注ぎ、あなたがたにわたしのことばを知らせよう。

(使徒1:16)聖霊がダビデの口を通して預言された聖書のことばは、成就しなければならなかったのです。

(使徒10:44)ペテロがなおもこれらのことばを話し続けているとき、みことばに耳を傾けていたすべての人々に、聖霊がお下りになった。

 

●御霊によって御言葉を理解する

 

「聖書はすべて、神の霊感によるもので、…」(2テモテ3:16)

 

神の言葉は、私たちに神の事柄を啓示し、神の御心、計画、目的を知るために役立ちます。

記録された神の言葉を知ることができれば、記録していない神の言葉も悟るようになるでしょう。

なぜなら、記録された神の言葉の著者である聖霊をよく知るようになるからです。

 

●御言葉に注意を払う

 

御言葉に注意を払ってください。御霊によって御言葉を理解してください。

あなたは御言葉によって生きなければなりません。御言葉はあなたの人生のために与えられたものです。

 

そこで、イエスは、聖書を悟らせるために彼らの心を開いて、(ルカ24:45)

 

●人生の唯一最強の指南書

 

あなた自身のために、聖書を知ることはとても重要です。

聖書は、この先の険しい道を、あなたがうまく進んでいくことができるように保証された唯一の資料です。

 

この律法の書を、あなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさまなければならない。そのうちにしるされているすべてのことを守り行なうためである。そうすれば、あなたのすることで繁栄し、また栄えることができるからである。(ヨシュア1:8)

 

●文脈の中で、文化・歴史的背景の中で聖書を理解する

 

聖書は、神ご自身が言われたこと、人間が言ったこと、悪魔が言ったこと、天使が言ったこと、イエスが言われたことに対する神の証言です。

つまり、聖書にあるすべては、誰が、どんな流れの中で語ったものなのかを理解しなければいけません。

また聖書を学ぶ時、聖書の御言葉を記述された時代の人々の考えや文化を理解する必要があります。

 

●聖書は知恵を与え救い(ソーゾー)を与える

 

使徒パウロは、子供の頃から霊的に養育された若者テモテにとても霊感ある有益な言葉を書き送りました。

 

「また、幼いころから聖書に親しんで来たことを知っているからです。聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。」(Uテモテ3:15)

 

●使徒時代の教会が戦った主な勢力

 

1.ユダヤ主義
律法主義とも呼ばれ、パウロ書簡の多くはこれとの戦いの中で生まれた。

2.迫害
ヘブル書やペテロの書簡は迫害の下にある教会を励ますために書かれた。

3.異端
ヨハネの手紙T・U・V、ユダ書はこれに対抗して書かれた。

 

●聖書の神とは違う神概念

 

1.無神論
いかなる神の存在をも否定。
宇宙は偶然によって存在するに至った。

 

(1)神が存在するのを否定する哲学的な無神論者。

 

(2)神が存在しないかのように生活する実践的な無神論者。
 
2.唯物論
マルクス:この世界には物質だけしか存在しない。物質が精神を規定する。霊や霊的存在を否定。

3.不可知論
不可知論者は、神の存在を否定はしないが、神認識の可能性を否定する。今日流行っている。

4.汎神論
スピノザ:すべてのものはすべてを包含する内在的な神を構成している(神即自然)非人格的な神概念。汎神論が「多神教」「アニミズム」「自然崇拝」の同義語として使われることもある。ヘーゲル。

5.多神論
八百万の神々 6世紀仏教 神仏習合

6.理神論
理神論者は、神は宇宙と人間を創ったが、自身の創造を自然法によって維持するがままに放置したと考える。

7.二元論
グノーシス主義、マニ教、霊だけが善。
ゾロアスター教:光と闇、二つが同等の勢力をもち、どちらも究極的に勝利しない二神という概念を広めた。

 

●グノーシス主義 霊肉二元論

 

(ヨハネの手紙第一4:1〜2) 愛する者たち。霊だからといって、みな信じてはいけません。それらの霊が神からのものかどうかを、ためしなさい。なぜなら、にせ預言者がたくさん世に出て来たからです。人となって来たイエス・キリストを告白する霊はみな、神からのものです。それによって神からの霊を知りなさい。

 

・霊は善、肉は悪
・キリストが善であるなら肉はないはずだ
・仮現説(キリストの肉体は見せかけのもの)
・極端な禁欲主義(悪である肉体の行為を殺さなければならない)
・放縦主義(肉体を持っている限り悪から逃れられないのだし、肉体が罪を犯しても霊は決して汚されることはない)

 

●聖書はイエスを信じる者を圧倒的勝利者だといっている

 

聖書は、二元論が言う二つが同等の勢力をもち、どちらも究極的に勝利しない二神という概念、考え方でなく、はっきりとイエスを信じる者が最終的勝利者、究極的勝利者であると言っている

 

子どもたちよ。あなたがたは神から出た者です。そして彼らに勝ったのです。あなたがたのうちにおられる方が、この世のうちにいる、あの者よりも力があるからです。(ヨハネの手紙第一 4:4)

 

しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。(ローマ 8:37)

 

●聖書に徹底して頼ることは神に頼ること

 

聖書は、神が異邦人をその信仰によって義と認めてくださることを、前から知っていたので、アブラハムに対し、「あなたによってすべての国民が祝福される。」と前もって福音を告げたのです。(ガラテヤ3:8 )

 

しかし聖書は、逆に、すべての人を罪の下に閉じ込めました。それは約束が、イエス・キリストに対する信仰によって、信じる人々に与えられるためです。(ガラテヤ3:22)

 

●ビリーグラハム

 

2億人の人々にメッセージを送ったと言われるビリーグラハムは、メッセージの中で
「Bible said (聖書は言っています)」と絶えず語っていました。

 

しかし、伝道者ビリー・グラハムも、かつては聖書の全部を真実だと信じられず悩んでいました。

散歩に出たある夜、木の切株に聖書を置き、ひざまずいて、「神よ、この本には理解できない事がたくさんあります」と躊躇しつつ言いました。

しかし、正直に告白したことで解放されます。そして、聖書の全部を信仰で受け入れると決心しました。

すぐに疑問が消えたわけではありません。しかし、己の「霊の戦い」を堂々と戦い、勝利したという実感があったと述べています。

 

●チャールズ・スポルジョン

 

19世紀の伝道者チャールズ・スポルジョンは、「神に対する忠実な奉仕の原動力は、心にある神のみことばに対する愛である」と述べています。

 

●預言者エレミヤ

 

預言者エレミヤにも霊の戦いがありましたが、一貫して聖書に答えを求めました。

「私はあなたのみことばを見つけ出し、それを食べました。あなたのみことばは、私にとって楽しみとなり、心の喜びとなりました」(エレミヤ15:16)と述べ、

「主のみことばは私の心のうちで、骨の中に閉じ込められて燃えさかる火のように」(エレミヤ20:9)なったと語りました。

 

●あなたの人生は、聖書によって形成されているだろうか

 

葛藤があっても信仰によって学びつづけ、自分の人生を神のみことばで形造っていきましょう。

人生を聖書によって形成しようと決心し、主を頼ると、日々の生活はどんなに変わっていくことでしょう。

 

神のことば聖書に絶対的な信頼をおきましょう